夏休み限定でやっているNHKラジオの子ども科学電話相談室がすごく好きだった。
ウェブサイトを見てみた。カレンダーになってて、質問に対する先生の答えが聞けるのを見つけた。
おっ、と思って聴いてみる。・・・。しかし、面白くない。
なぜだろう。
そうか、子どもとのやりとりがないからなんだ!
ウェブサイトのでは生放送後に、先生方が改めて回答を収録しているのだ。
なるほど、この番組の面白さに欠かせない1つは
子どもが読み上げる質問と、先生のやりとりなんだろう。
子どもが名前、学年、住んでるところ、
そして質問を読み上げてはじまる。
それに先生方は一生懸命なんでもこたえてくれる。
(学年や声を手がかりに知識レベルを調整して。)
子どもは、ほんとに分かってるか分からないのに「うん、うん」と、うなずく。
(高学年になるか親が横でプレッシャーをかけると「はい、はい」になる。)
でも一生懸命聴いて、考えている。
時間切れになると、先生も、お父さんお母さんにこのへん聞いてみてね、
こういう風に何かを探してみてね、とかすかさずフォローを入れる。
子どもが「ありがとうございました。」と言って終わる。
夏休みの車の中で聴いたのと同じ。
昔から変わらない構図。
聴いてると先生は事前に質問を知らされてないようなときもあるので、
リアルタイムになんでも答えている知識がすごい。
そして、何より子どもの質問の想像性が素晴らしい。
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