思想としての社会学―産業主義から社会システム理論まで 富永 健一 新曜社 2008-05-08 売り上げランキング : 143454 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
久々に本の紹介(ただし読んでる途中)。社会学とか興味ある人向けかな。
この本は、社会学を中心に歴史・社会状況と思想の世界をつないでその流れを、
論理的かつ感覚的に語ってくれているのでものすごく面白い。日本の歴史のとこでは
大化の改新くらいから、現代の社会問題までを俯瞰して考えたりさせてくれた。
名前は見たことがあったけど、はじめて読んだので
どこの先生だろう?と思ったら、慶応義塾大学環境情報学部となっていて、えっ!と思ったが
僕が入学したときには既に東大に行かれていました。(一瞬ほっとしてしまったり;;
今後追いかけようと思います。
それと、この先に考えていく部分ですが、富永論を借りると
これまでの「近代化」を中心とした社会学の思想があって、その延長線上に
重なっていく別のパラダイムとして「情報化(環境化)」を置けば、
やはり次にやるべきことが少し見えてくる気がしました。(公文さんみたいな話ですが)
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