名古屋に来てからは出会いばかりだった。
でも、そうばかりでないときもやってくる。
せっかく仲良くなった友達が、4月から鹿児島へ。
自分の夢の実現へ向けて1歩向かっているので、応援したい。
ルールの上でのゲームをしている以上、
どうやってルールが出来ているのかは知っているほうがいい。
せっかくなら良いルール作りには参加していったほうがいい。
時間がかかるテーマと、スピード感あるテーマがある。
時間がかかるテーマは、なんどか話題になってからしばらくして再浮上して
本物になったりするから、え今更?と思うようなこともある。
話題になっている、なっていないとは別に進めていくべきテーマがある。
最近、仕事の一環で、今までと違う形の取り組みに力を入れていて、
それが面白い具合に進んでいたりする。
それには自分らしさみたいなものもあるし、自分が元々やりたいことにつながっているし、
それを面白いと言ってくれたり、応援してくれる人がいるのでいいなと思う。
去年の秋くらいから、だんだん道がおぼろげに見えてきて、
今年からそれが徐々に確認できるようになってきて、
最近は、道の表面の石までがはっきり見えたような瞬間すらあった。
といっても、またすぐ遠ざかったりするんだけど。でも、動き出して、発信していることに意味がある。
スティーブジョブスの点と線の話じゃないけど、だんだんとつながっていくもので、
大学時代だったり、今までの仲間とのつながりの中での会話とか、取り組んできたこととかが
色々な形で絡み合ってくるのが意外性があってほんと面白い。
この道を本格的に歩みだすのがすぐなのか、まだしばらく先なのか分からない。
大変だけど、それを楽しみながら歩こうと思う。
というか、すでにずっと歩いてきたのかもしれないね。
そんなわけで、
僕のことというより、みんなそうなのだと思って、この詩をここに。
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道程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
日本文学全集 高村光太郎集『道程』 集英社
ひとり暮らし暦も、はや10年近く経ちますが、
やっと、やっと、自炊率の大幅向上を身に着けてきました。
今月に入ってから、誰かと食事に行くときでない限り自炊。
スーパーでの価格感覚もついたし、保存して使い分けることも軌道にのってきた。
今更だけど、楽しいし、満足。ここからは、レパートリーを増やして、
美味しいものを作れるようにがんばります。得意料理が、大事だな。
おばあさんの知恵袋 | |
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当時はご近所の皆さまも親類一同も皆健在でした。そこですべて実名をさけ、私もペンネームで書くことにしました。ペンネームはおいしいものでユーモアのあるものをと、姓は野菜、名は主食と決め、慈姑、クワイ、桑井いねになりました。あれから三十年あまり、ニセおばあさんは八十五歳に。明治三十四年生まれの桑井のおばあさんがもし健在なら百六歳です。この本も長寿を保って、このほど復刊されることになり・・また、読みつがれていくことになりました。
この本は、去年の3月に復刊したという本。どうやら僕らの1、2世代上の人にはとても知られている本らしい。先日勉強会をしていたら、ひょんなことから、この本の話題になり、そしたら、それが友達のおばあちゃんだということが分かった。不思議な縁を感じて読んでみたら、そこにはおばあさんの人生の中で得られたものすごく質の高い生活の知恵が、しっかりとした日本語の語り口で書かれていて、僕もおばあさんの知恵袋を教えてもらうことができた。このおばあさんと先日お会いした。聡明な方だなと思ったが、まだまだ全然話を聞けていないので、ぜひまたお会いしてお話を聞きたいと思いました。